医師からの説明

不登校から精神症状を出した子どもを病院に連れて行ったとき、担当になった医師から受けた説明では、
・脳内にドーパミンが過剰に放出された状態。
・それが長く続いたり繰り返したりすることで脳がダメージを受ける。
・だから薬でコントロールする必要がある。薬は徐々に減らすことができる。

>・脳内にドーパミンが過剰に放出された状態。
脳内の情報伝達は脳神経細胞から出ている神経繊維を介して、その末端にあるシナプスを介して次の神経細胞に伝えられます。

大脳辺縁系から脳幹に存在する脳神経細胞の中に、カテコールアミンと総称される物質で、シナプス内での情報伝達をする神経細胞があります。脳内と書いてありますが、脳内のシナプス内が正解です。心の辛さを伝達するシナプスの伝達物質にはセロトニンとかノルアドレナリンが関係している場合が多い様です。
私も正確なことを知りませんが、ドーパミンはどちらかというと興奮という感情を生じるときに使われる脳神経細胞シナプスで使われているようです。

>・それが長く続いたり繰り返したりすることで脳がダメージを受ける。
心が辛い状態が続くと、心の辛さを伝達するシナプス内にセロトニンノルアドレナリンが放出されて、心の辛さを伝えますが、心が辛い場外が続くとシナプス内に放出されるこれらの伝達物質がなくなってしまいます。この状態が精神病の状態だと言う医師もいるようですが、その点は未だはっきりとしていません。しかし現実にこれらの伝達物質がシナプス内に不足するので、その不足を追いなうことで精神症状を軽減しようとする薬が開発されています。メーカーは効果があると行っていますが、私が使った経験では?です。
心を辛い状態から守ると、この伝達物質は回復します。ですから脳のダメージではありません。この言葉は患者にクスリを飲まし続けるための口実です。かえってクスリを飲まし続けることで、薬の効果以外の副作用で脳ばかりでなく、体内の臓器にも異常を来すことが良くあります。

>・だから薬でコントロールする必要がある。
確かに薬で症状を軽減させることが出来ます。目的の症状に対して薬でコントロールできる場合が多い様です。私の経験でもその通りです。但し薬は目的の症状を出す脳の部分にだけ聞くのではありません。脳全体に機能をします。一応体全体に機能をすることは無視をしてお話しします。その結果目立たない場合が多いのですが、その人の人格を変化させます。大人の場合人格の変化より症状を無くする方が大切ですから、薬を使うのは間違いでは無いと思います。また、人格は既にできあがっていますから、薬で人格が変化しても、薬を止める事で人格が元に戻ります。
所が子どもの場合成長の問題があります。薬が子供の心の成長にどの様に影響を与えるのか全く分かっていません。薬は脳に機能をしますから、必ず人格形成にも影響を与えます。それもどの様な影響を与えるのか全く分かっていません。叉薬を止める事で元の人格に戻ることは出来ません。未だ人格自体が出来ていないのですから。薬で修飾された人格の子どもになってしまうのです。素直な子どもの成長が出来ないのです。医師としてはそれで良いのですが、母親としてはこれほど悲しいことは無いと思うのです。

>薬は徐々に減らすことができる。
これも薬を止めさせない医師の口実です。
薬を徐々に止める事で、クスリを飲む前の辛さが出てきます。ですから薬を止められないという意味になります。辛い症状を出す原因を解決しない限り、クスリを飲むのを止められないという意味です。